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関数一覧

HTTP関数
header() header(string) HTMLファイルを送信する前にHTTPヘッダーを送信する。HTMLタグやPHPコードによる出力の前に記述する必要がある。*1
header_sent() header_sent() HTTPヘッダーを送信している場合にはtrueを、そうでない場合にはfalseを返す
setcookie() setcookie(name,[value],[expire],[path],[domain],[secure]) クッキー名nameに対して、値valueを設定する。クッキーは他のヘッダーを送信する前に送る。expireでクッキーの有効期限、pathとdomainでクッキーの送り先になるURLとドメイン、secureでHTTPSコネクションにより安全な接続でクッキーを送信するかどうかを指定する
MySQL関数
mysql_affected_rows() mysql_affected_rows([connect_id]) insert、update、deleteクエリによって影響を受けたレコードの行数を返す
mysql_close() mysql_close([connect_id]) 引数の接続IDで開いている、MySQLサーバへの接続を閉じる。なお通常の接続ではスクリプトの実行終了時に自動的に接続が閉じられる。
mysql_connect() mysql_connect([hostname],[:port],[:/path/to/socket],[username],[password]) 指定されたMySQLサーバへの接続を開く。接続に成功すると接続IDを返す。引数を省略すると全てデフォルト値が使われる。
mysql_creat_db() mysql_creat_db(name,[connect_id]) 指定された名前で新規のデータベースを作成する。ただしこのコマンドを実行するユーザーにはMySQLの操作権限が与えられている必要がある。
mysql_db_query() mysql_db_query(database,query,[connect_id]) データベースが選択されていない状態でも、直接データベースを指定してクエリを実行する。
mysql_drop_db() mysql_drop_db(name,[donnect_id]) 指定された名前のデータベースを破棄する。ただしこのコマンドを実行するユーザーにはMySQLの操作権限が与えられている必要がある。
mysql_fetch_array() mysql_fetch_array(result_id,[result_type]( 引数に指定された結果IDのレコードを1行ずつ読み込んで配列で返す。配列の添字は0から始まる。mysql_fetch_array()はmysql_fetch_row()を拡張した関数で、結果の型(result_type)には連想配列(mysql_assoc)、通常の配列(mysql_num)、連想配列と通常の配列(mysql_both)を指定できる。デフォルトはmysql_bothになる。
mysql_fetch_object() mysql_fetch_object(result_id,[result_type]) 引数に指定された結果IDのレコードをオブジェクトとして返す。配列の代わりにオブジェクトを返す以外は、mysql_fetch_array()と同じ。
mysql_fetch_row() mysql_fetch_row(result_id) 引数に指定された結果IDのレコードを1行ずつ読み込んで配列で返す。配列の添字は0から始まる。mysql_fetch_row()を続けて呼び出した場合には、順に1行ずつ読み込む。
mysql_free_result() mysql_free_result(result_id) クエリの結果を保持しているメモリを開放する。通常はスクリプトの実行終了時に自動的に開放される。
mysql_list_fields() mysql_list_fields(database,table,[connect_id]) 指定されたデータベースのテーブルから、カラムに関する情報を取得した結果IDを返す。
mysql_num_fields() mysql_num_fields(result_id) クエリで取得した結果セットのカラム数を返す。
mysql_num_rows() mysql_num_rows(result_id) クエリで取得した結果セットの行数を返す。
mysql_query() mysql_query(query,[connect_id]) 選択されているデータベースに対してクエリを実行する。selectクエリを実行した場合には結果IDを、insert、update、deleteクエリを実行した場合には、trueとfalseを返す。
mysql_result() mysql_result(connect_id,row,[field]) クエリを実行して取得した結果セットから、1つのセルの内容を返す。
mysql_select_db() mysql_select_db(database,[connect_id]) 指定されたデータベースをアクティブなデータベースにする。
URL関数
parse_url() parse_url(URL) URLの構成要素を分割して連想配列で返す。
base64_decode() base64_decode(string) BASE64エンコードされた引数の文字列を、デコードして返す。
base64_encode() base64_encode(string) 引数の文字列をBASE64でエンコードする。
urldecode() urldecode(string) URLエンコードされた引数の文字列をデコードして、その結果を返す。
urlencode() urlencode(string) 引数の文字列に含まれる非英語文字列をエンコードして、その結果を返す。半角スペースについては「+(プラス記号)」に、その他特殊記号については「%+16進数の2桁のコード」にエンコードする。
数学関数
abs() abs(number) 引数の絶対値を返す
ceil() ceil(nubmer) 引数の次に大きい整数値を返す
floor() floor(number) 引数にいちばん近い最小の整数を返す
max() max(arg1,arg2,…) 引数の最大値を返す。引数が配列の場合には、配列の中の最大値が返される。数値や文字列が与えられた場合には、それらの中の最大値が返される。
min() min(arg1,arg2,…) 引数の最小値を返す。引数の扱いはmax()と同じ。
number_format() number_format(number,[dec_place],[dec_point],[thousands]) 引数のnumberをフォーマットした文字列を返す。*2
round() round(number) 引数を四捨五入した値を返す。
正規表現関数
ereg() ereg(pattern,string,[regs]) 正規表現patternで文字列stringを検索する。検索においては大文字と小文字が区別される。
ereg_replace() ereg_replace(pattern,replacement,string) 正規表現patternで文字列stringを検索し、一致した文字列をreplacementに置換する。検索においては大文字と小文字が区別される。
eregi() eregi(pattern,string,[regs]) ereg()と同じだが、大文字と小文字を区別しない。
eregi_replace() eregi_replace(pattern,replacement,string) ereg_replace()と同じだが、大文字と小文字を区別しない。
sprit() split(pattern,string,[limit]) 正規表現patternで文字列stringを分割する。分割時の検索においては大文字と小文字が区別される。
spriti() spliti(pattern,string,[limit]) split()と同じだが、大文字と小文字を区別しない。
sql_regcase() sql_regcase(string) 大文字と小文字を区別せずに、文字列stringに一致する正規表現を返す。
セッション処理関数
session_destroy() session_destroy() 現在のセッションに関係する全てのデータを破棄する。ただし、セッションに関するグローバル変数やセッションクッキーについては破棄しない。
session_get_cookie_params() session_get_cookie_params() 現在のセッションのクッキー情報を配列で返す。*3
session_id() session_id([sid]) 現在のセッションのセッションIDを返す
session_name() session_name([name]) 現在のセッション名を返す。引数にnameを指定した場合には、現在のセッション名が変更される。セッション名は英数字のみで構成されている必要がある。
session_register() session_register(var) 引数に指定した変数名のグローバル変数を現在のセッションに登録する。
session_set_cookie_params() session_set_cookie_params(lifetime,[path],[domain]) 設定ファイルphp.iniで定義された、クッキーパラメータを設定する。この設定の効果はスクリプトの実行が終了するまで持続する。
session_start() session_start() セッションデータを初期化する
session_unregister() session_unregister(var) 現在のセッションから指定された変数の登録を削除する
session_unset() session_unset() 全てのセッション変数を開放する
配列関数
array() array(var1,…) 引数を値とする配列を返す
array_diff() array_diff(array1,array2,[arrays]) 配列同士の差分の配列を返す
array_intersect() array_intersect(array1,array2,[arrays]) 配列同士の共通部分の配列を返す
array_merge() array_merge(array) 引数で与えられた配列をマージして返す
array_rand() array_rand(array,[num_reg]) 配列から1つ以上の要素をランダムに選ぶ
array_unique() array_unique(array) 引数で与えられた配列から重複した値を取り除いて返す
arsort() arsort(array) 引数で与えられた配列を降順にソートする。キーと値の相互関係は維持される。
asort() asort(array) 引数で与えられた配列を昇順にソートする。キーと値の相互関係は維持される。
count() count(array) 引数で与えられた配列の要素数をカウントして返す
in_array() in_array(value,array) 引数で与えられた配列に値valueが存在するかどうか調べる
krsort() krsort(array) 引数で与えられた配列をキーの降順にソートする。キーと値の相互関係は維持される。
ksort() ksort(array) 引数で与えられた配列をキーの昇順にソートする。キーと値の相互関係は維持される。
list() list(variables) 引数で与えられた値variablesを、配列であるかのように割り当てる。
next() next(array) 配列のポインタを1つ進め、次の要素を返す
prev() prev(array) 配列のポインタを1つ戻して、その要素を返す
rsort() rsort(array) 引数で与えられた配列を降順にソートする
sort() sort(array) 引数で与えられた配列を昇順にソートする
日付と時刻関数
checkdate() checkdate(month,day,year) 引数の日付の形式が妥当かどうかチェックする。*4
date() date(format,[timestamp]) 引数の日付を指定されたフォーマットの文字列に変換して返す。引数にフォーマットの形式のみ指定した場合には、ローカルタイムが使われる。
getdate() getdate(timestamp) 引数をもとに日時を取得する。取得した日時はseconds(秒)、minutes(分)、hours(時)、mday(月次の日付)、wday(曜日番号)、mon(月)、year(年)、yday(通年の日付)、weekday(テキスト形式の曜日)、month(テキスト形式の月)を要素とする、連想配列で返される。
gmdate() gmdate(format,[timestamp]) date()と同じだが、GMT(グリニッジ標準時)で返す
mktime() mktime([hour],[minite],[second],[month],[day],[year],[is_dst]) 引数で与えられた日付をUNIX時間で返す(1970年1月1日からの通算秒)。省略されたパラメータには、ローカルタイムが割り当てられる。
time() time() 現在時刻をUNIX時間で返す
ファイルシステム関数
copy() copy(source,destination) ファイルをsourceからdestinationへコピーする
fclose() fclose(fp) 指定されたファイルを閉じる。引数にはfopen()で取得したファイルポインタを指定する。
fgetc() fgetc(fp) 指定されたファイルポインタから1文字読み出して文字列を返す。引数にはfopen()で取得したファイルポインタを指定する。
file() file(filename) ファイル全体を配列で返します。配列の各要素はファイルの各行に対応する。
file_exists() file_exists() 指定したファイルが存在するかどうか調べる
filesize() filesize(filename) ファイルサイズを返す
filetype() filetype(filename) ファイルタイプを返す
fopen() fopen(filename,mode) 指定したファイルまたはURLを開く
fpassthru() fpassthru(fp) ファイルの中身をそのまま出力する。引数にはfopen()で取得したファイルポインタを指定する
fread() fread(fp,length) ファイル全体ではなく、lengthで指定した文字数単位で読み込む
fwrite() fwrite(fp,string,[length]) 文字列stringをファイルへ書き込む
unlink() unlink(filename) 指定したファイルを削除する
変数関数
isset() isset(var) 指定した変数varに値が割り当てられていればtrue、そうでなければfalseを返す
doubleval() doubleval(var) 指定した変数varの値を倍精度実数に変換して返す
empty() empty(var) 指定した変数varにゼロまたは空でない値が割り当てられていればfalseを、そうでなければtrueを返す
gettype() gettype(var) 指定した変数varのデータ型を返す*5
intval() intval(var,[base]) 指定したbaseを基数として、変数varの整数の値を返す
settype() settype(var,type) 指定した変数varのデータタイプを変更する。変更に成功した場合にはtrueを、そうでなければfalseを返す*6
setval() setval(var) 指定した変数varの値を文字列として返す
unset() unset(var) 指定した変数varの値を破棄する
文字列関数
addslashes() addslashes(string) 引数で与えられた文字列に含まれる「'(シングルクォーテーション)」や「\(バックスラッシュ)」などエスケープ文字の前にバックスラッシュを挿入した文字列を返す。
chop() chop(string) 引数で与えられた文字列の末尾からスペースを取り除いた文字列を返す
explode() explode(separator,string) 引数の文字列を指定された文字列で分割する。分割した値は配列として返される。
print() print(string) 引数の文字列を出力する
printf() printf() 引数の文字列の書式を変換する。printf()関数で変換した文字列はブラウザに出力される。
sprintf() sprintf() 引数の文字列の書式を変換する。sprintf()関数で変換した文字列はブラウザに出力されずに変数へ返される
str_replace() str_replace(pattern,replacement,string) 指定した文字列に含まれる単語を全て置換する
strlen() strlen(string) 引数の文字列の長さを返す
strtolower() strtolower(string) 引数の文字列に含まれる半角英字を全て小文字に変換する
strtoupper() strtoupper(string) 引数の文字列に含まれる半角英字を全て大文字に変換する
substr() substr(string,start,[length]) 引数の文字列から指定されたバイト分の文字列を取り出す


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