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PHP入門の「に」

関数

関数とは、一連の処理の集まり
渡された値を指示通りに処理し、結果を吐き出す
   渡された値・・・処理の材料となる値。引数、パラメータ
   結果の値・・・戻り値、返り値

内部関数(ビルトイン関数)とユーザー定義関数がある

記述の基本形

戻り値がない場合

function funcnum($a){
	print "引数の値は $a";
	return; ・・・関数を終了する。戻り値は返さない(最後の戻り値がないreturnは省略可)
}

解説:funcnumという関数。$aという変数を引数とする。
【処理】『引数の値は$a』と表示する

<?php
	function funcnum($a){
		print "引数の値は $a";
		return;
}
print funcnum(20); ・・・$aが20であるときの関数funcnumを表示する
?>
実行結果
引数の値は 20

引数が不要のとき

function Hello(){
	print "Hello World";
}

解説:Helloという関数。引数はいらない。
【処理】『Hello World』と表示する

<?php
	function Hello(){
		print "Hello World";
}

print Hello(); ・・・関数Hello()を表示する
?>
実行結果
Hello World

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定義済みの関数

内部(ビルトイン)関数

<?php
	$time = date("Y/m/j h:i");
	print "ただいまから、".$time. "をお知らせします";
?>
実行結果
ただいまから、2007/10/5 08:47をお知らせします
date()関数

サーバーの現在時刻を表示する
引数で書式を指定

Y:西暦年
m:
j:
A:AMまたはPM
h:
i:
s:
D:曜日(英語3文字表記)

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関数の呼び出し

基本形

※関数定義の{}内の処理は、関数を呼び出したときに実行される
※定義と呼び出しはどちらが先でもよい

<?php
	function funcnum($a){
		print "引数の値は ".$a." <br />\n";
}
	$a = 10;
	funcnum(5);
	funcnum($a);
?>
実行結果
引数の値は 5 
引数の値は 10

戻り値の利用

<?php
	function addnum($a, $b){
		$c = $a + $b;
		return $c;
}

	$x = 2;
	$y = 3;
	$z = addnum($x, $y);
	print "$x + $y = $z";
?>
翻訳
addnum関数を定義する
「$aと$bの和を$cとして返す」

$xに2、$yに3を代入
addnum関数を実行し、戻り値を変数$zに格納する
$x + $y = $zを表示する
実行結果
2 + 3 = 5
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